男性のM字禿げの原因

男性のM字禿げは、男性型脱毛症と呼ばれているもので、その中でも典型的なものになります。男性にしか見られないハゲ方がM字禿げで、女性のおでこには見られません。M字ハゲは進行が早いので、できるだけ早く改善しないといけません。男性のM字禿げの原因は、男性ホルモンによる影響が強く、分泌が通常より多い人はなりやすいです。男性ホルモンのテストステロンが5aリダクターゼという酵素と結びつくと、ジヒドロテストステロンという物質に変化します。ジヒドロテストステロンは、男性のM字禿げの根本的な原因になります。男性のM字禿げは、遺伝によるところが大きいのですが、その他の原因としては、ストレスと喫煙が挙げられます。心身ともに悪影響を及ぼすストレスは、ホルモンバランスを悪くします。タバコは血管を萎縮させるので血行が悪くなり、栄養が毛根に運ばれなくなります。男性のM字禿げの原因は、生活習慣によるところも大きく、生活習慣が悪いと頭皮や毛髪の環境が悪化します。睡眠、栄養バランス、適度な運動は大事で、規則正しい生活をしないと、M字禿げになる確率が高くなります。

脂漏性脱毛とは?

脂漏性脱毛とは、ホルモンのバランス異常などにより、過剰に皮脂が分泌され、毛穴を塞ぐことで脱毛する症状を指します。
毛根が炎症を起こして、髪が抜ける症状を引き起こす特徴があります。

脂漏性脱毛は、皮脂そのものの過剰分泌で髪が抜けるのではなく、塞がれた毛穴周辺に、常在菌が異常繁殖することで炎症が及び、結果的に髪が抜け落ちるというものです。いずれにせよ、脂漏性脱毛に対しては、皮脂を取り除く必要があり、それが有効な手段とされています。ただ、実際に、脂漏性脱毛症と診断される人は極めて少なく、脱毛症で悩む人の1%にも満たないと言われています。

脂漏性脱毛は、症状単体で脱毛が進行するわけではなく、塞がれた毛穴に雑菌や細菌などが繁殖することで、毛根や頭皮が炎症を起こします。それで抜け毛が進行するのです。男性型脱毛症などが並行して進行する特徴があるので、治療に際して、皮脂を取り除く育毛法に終始すると、根本解決にならないと言われています。脂漏性脱毛になると、付着した皮脂を取り除いても、すぐに毛穴から皮脂が大量に分泌され、皮脂でベタベタになります。症状が酷くなると、毛穴が化膿して痛みや激しい痒みを伴うので、皮膚科の診断を受ける必要があります。

ひこう性脱毛症とは

ひこう性脱毛症とは、乾燥したフケや古くなった角質が毛穴に詰まることで脱毛してしまう症状を指します。
毛穴の詰まりから皮膚常在菌が異常繁殖することで毛根が炎症し、脱毛するのです。

脂漏性脱毛症と症状は似ていますが、ひこう性脱毛症の場合、皮脂の過剰分泌が原因ではなく、頭皮の角質異常が原因になります。大量のフケが発生すること毛穴が詰まり、炎症を起こすので、原因はまったく別物です。

ひこう性脱毛症になると、目詰まりした毛穴の中で雑菌が繁殖して毛根や頭皮に炎症を起こします。フケが出る量が多くなるのですが、白い粉状になって剥がれ落ちるのではなく、剥がれたフケがかさぶた状になって毛穴を塞ぎます。頭皮の垢であるフケが毛穴に溜まることが原因なので、ひこう性脱毛症の対策は難しいものがあります。

薬物に頼った治療法は、完治までに時間がかかり、症状が慢性化すると治療が困難になるという特質があります。ひこう性脱毛症は、完治が難しい脱毛症なので、体内外からのアプローチを根気よく続ける必要があります。自然治癒力を引き上げることが何より大事です。